温暖化の海の救世主、クマエビ🦐
皆さん、クマエビをご存知でしょうか。
クルマエビはよく聞きますが、クルマエビの仲間で「クマエビ」という種類が存在します。
神奈川県の水産試験場でクマエビの種苗の生産に成功したとのニュースがありました。
今回養殖実験が成功したクマエビは、温暖な海に生息しています。
約2年で最大30cmほどに成長し、味や食感はクルマエビと比べて遜色ないとされます。海水温が上昇しても養殖が可能であるというメリットの他、成長が早く単価も高い高級エビとしての魅力もあるこのエビには、今後の主要な養殖種になる期待がかけられているそうです。
神奈川県でのクマエビの種苗生産も、約6年をかけてようやく形にできたものだそうです。
海の変化に対して、どこの都道府県でも研究が重ねられ、
水産業を守り続けていくために皆さんが努力されているのが分かります。
長崎県のクマエビ
そんなクマエビですが、我らが長崎県でも研究され、生産されています。
来月9月からはいよいよ、クマエビの種苗の放流が行われるということで、長崎市水産センターに取材に行ってまいります❗️
長崎市の水産センターでは、クマエビの種苗にトラモアタグという標識をつけて放流し、放流効果を調べる事業もされているとのこと。
こちらのページでは香川県でのトラモアタグをつけたクルマエビの放流について掲載されています。
普段見ることのできない面白い取り組ですので、トラモアタグの放流測定についてもいずれ皆さんにご紹介したいと思っています。